初心者特例がある理由と役割

ここでいう初心者とは、運転免許を取得した日から通算して1年に達する日までの期間を指し、その期間内に免停等の処分を受けていた期間は除外して計算されます。そして、初心者特例とは初心者運転期間内に一定の違反を犯した場合、通常の行政処分とは別に初心者運転講習を受けなければならない、という制度です。つまり、運転免許を取得してから1年以上を経過している場合は通常の行政処分だけなのですが、取得から1年未満の場合は通常の行政処分に加えて初心者運転講習を受けなければならないという制度です。講習は手元に通知が届いてから1ヶ月以内に受講しなければならず、受講しなかった場合には、免許取得1年が経過した時点で再試験を受けなければなりません。この試験は合格率が10%にも満たない初心者にとっては厳しい内容の試験です。ただし、講習を1ヶ月以内に受けられない正当な理由があればこの限りではありません。この特例の目的は、運転免許を取得した直後であるのに道路交通法違反を犯しやすい傾向にある者については、十分な交通ルールや技能が身についてないものと判断して再教育を早めに行い、将来の重大事故を未然に防止しなければならない、というものです。周りの車両や運転者には初心者マークで注意を喚起し、歩行者や周りの車両、そして今初心者と言われている運転者を守る役割を担っています。

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